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山ぶどう系品種 成長日記
梅雨明け前なのですが、このところは連日、快晴の日々に恵まれました、本日は曇り空で、時折、弱い雨が降るお天気です。

山ぶどう系品種岩木やまぶどう【実止まり】① 
山ぶどう系品種岩木やまぶどう【実止まり】② 山ぶどう系品種 成長日記
この時期の小坂町のぶどう畑は、葡萄の花の開花期を迎えています。

「新梢誘引」で葉や房に日光を当てる 
山ぶどう系品種岩木山ぶどうの開花
(満開後期) 山ぶどう系品種 成長日記
ぶどう園は展葉3枚~5枚となり、芽かきや誘引作業の真っ只中です。

芽かき作業① 
芽かき作業② 山ぶどう系品種 成長日記
ぶどう園は雪解けとともに棚の補修。

誘引作業① 
誘引作業②

山ぶどう系品種 成長日記
2022年7月13日 天候:曇り
梅雨明け前なのですが、このところは連日、快晴の日々に恵まれました、本日は曇り空で、時折、弱い雨が降るお天気です。
先月中旬~今月初頭に続いた雨の影響でしょうか?例年に比べて成長のペースが少し遅れているような印象です。梅雨明け宣言が待ち遠しいところですが、
本日以降は、しばらく雨交じりの天気予報になっており、ぶどうの難敵、この間の冷温や湿気が心配です。この時期はとてもナーバスになります。発育不良や様々な病気に気を使います。
現在は、ぶどうの花も終わり、今年の【実止まり】が確定し、しっかりとしたぶどうの実を確認することができます。
葉の色も健康そのものです。新梢も伸び、ぶどうの実もボリュームが付だし、徐々に枝が垂れ下がり棚にしっかり納まるようになってきました。
梅雨の間の貴重なお日様を少しでも有効活用するために、出来るだけ枝が重ならいように棚に誘引する作業がとても重要になります。
これからぶどうたちは、今月末~来月初頭にかけての果実肥大期を迎えます。


山ぶどう系品種 成長日記
2022年6月22日 天候:快晴
この時期の小坂町のぶどう畑は、葡萄の花の開花期を迎えています。
ヤマブドウ系品種は品種によって開花のタイミングが異なります。小公子、ヤマ・ソービニオン、岩木山ぶどうなどは開花の時期が比較的早く、開花を過ぎ、既に落花している品種もあります。
例年6月20日頃を目途にするとワイングランドがこれから開花を迎える品種となります。
葡萄が開花を向けるタイミングでは、葡萄の木にも変化が見られるようになります、葉の色が今までの目の覚めるようなグリーンから徐々に黄化し始め、新梢なども一時期、伸びのスピードが遅くなります。この兆候が出てきたら、開花を迎える合図となります。
一方、この時期、天候に恵まれて開花~落花を迎えることができれば、ぶどうにとっては誠に有難いのですが、タイミング悪く、底冷えや雨が続いて気温が上がらない日々が続き、開花~落花と重なってしまうと難敵「灰色カビ病」に注意する必要があります。
発生してしまうと、ぶどうの花が咲く前に落花してしまい、結果に大きく影響し、大きな損害を被る危険性がある怖い病気です。
この開花~落花の時期を乗り越えるとまた一機に新梢が元気を取り戻し、成長が加速します、葉や房などに万遍無く日光の恩恵を受けられるように、「新梢誘引」が欠かせない作業になります。
さらに7月・8月には結果期~硬核期を迎え、ぶどう畑が一機に紫色一色になる時期が訪れます。


(満開後期)
山ぶどう系品種 成長日記
2022年5月30日 天候:快晴
ぶどう園は展葉3枚~5枚となり、芽かきや誘引作業の真っ只中です。
最終的な枝の配置をイメージし、新梢の伸びを揃えながら、混み過ぎない程度に芽を残していきます。
さらに真っ直ぐ伸びた新梢は風で煽られて折れることもあるため、【捻枝】という技を使い棚に誘引していきます。
葉や花にも日光が満遍なく当たるようにしつつ、収穫までの作業をしやすく仕上げるのがコツです。
※【捻枝】
真っ直ぐ伸びた新梢は風で煽られて折れることもあるため、第2節か第3節の付近を捻って棚に誘引します。


山ぶどう系品種 成長日記
2022年5月11日 天候:快晴
ぶどう園は雪解けとともに棚の補修。
種枝の誘引も行い4月末までに肥料や土壌改良資材の投入を完了します。
5月に入り萌芽期(芽が出る)を向かえ、間もなく展葉期(葉が出る)に入るところです。
冬の剪定、春の種枝誘引、そしてこれから始まる芽かき作業は全て連動することが大切です。
収穫時期には理想の生育となっていることを目標に農家の腕の見せどころになります。

